1.大口径補修(熱硬化)…狭い人孔からの施工実例

大口径 ø800 標準V(BM 7セット)
※施工時の大きな問題は、800×1000の人孔での補修材の巻き付け。


人孔内で施工機を組み立て、管きょ内に挿入し、人孔内での作業スペースの確保。材料の含浸時に、両端に未含浸の部分を作り、棒に巻き付けて、掛け軸状にして、人孔内に垂らす。

管きょ内の施工機を引き出して、材料を巻き付ける

     
        材料を垂らして、施工機を移動    
施工機の上に作業者が立って巻き付け作業を行った。
材料の両端を引っ張り上げて、施工機に密着させ、片側ずつ巻き付けて、未含浸部分をハサミで切断。

       
巻き付け状況   巻き付け完了   巻き付け完了
→施工位置に移動させて補修を行う

         
施工中   施工後…重ね張り        


2.大口径補修(熱硬化)…道路陥没対策の施工実例

大口径 ø1100 標準T


管体上部の取付管の接続不良による道路陥没の対策
         
直視写真   側視写真        
施工現場は、水量が多く、夜間の4時間程度の時間制約あり。夜間においても水量が多いため、施工時には、土嚢を積み、6インチポンプにて水替えを行いながらの施工となった。


地上部の開削工事を行い、陥没部分の補修工事を行う。
管きょ内については、前処理で管口部分の処理を行う。
       
地表陥没部   前処理中   仕上げ処理後    
       
施工機組み立て中   施工機組み立て完了   補修材含浸状況    
       
水替え工
6インチポンプ
      施工中
水量が多いため、土嚢で堰を作り、6インチポンプで排水
  施工後    
・仕上げ工
       
取付管管口削孔状況   施工後 側視   施工後 直視    


3.大口径補修(熱硬化)…水量の多い箇所の施工実例

大口径 ø900 標準T
       
人孔より26m地点の施工前   施工中   施工後    

     
含浸状況   含浸後の材料搬入   巻き付け状況   施工機の挿入状況
(水量はインバートいっぱいまであり)


4.大口径補修(熱硬化)…特殊箇所での施工実例



海岸沿いに敷設されているボックスカルバート1200×1000のクラック部分より、満潮時に多量の浸入水が確認され、その都度モルタルでの補修を行なってきたが、すぐに剥がれ落ちて浸入水が再発生するとのこと。

   
施工前(干潮時)   浸入水(満潮時)   クラック
対策施工例

クラック部分をモルタルで補修後、止水材の注入。通常はそのままモルタルによる表面仕上げとなるが、補修のために内径1000mmのボイド管を利用して、幅1mのモルタルでの補修充填を行い、内部に60cm幅の部分補修を施工することにより、モルタルの保護、および補強となる提案を行なった。


下処理

       
止水材注入   注入完了   φ1000ボイド管を
利用して型枠作成
   

         
モルタル充填中   モルタル充填完了        

補強工

       
        完成    


5.ます補修(熱硬化)…深いますの施工実例

ø500-150 ます補修


ます補修の施工後に本管施工機を使用して穴の部分を標準U材料にて補修。
補修後に軽量モルタルを陥没穴より流入させて、空洞を埋めた。
     
ます底部補修後   ます上部補修後   圧送ポンプを使用   2m3入った

その他のます補修実例

・φ500−150ます…マルチインバートタイプ
         
施工前   施工後        


6.ます補修…特殊箇所での施工実例


通常のます補修の施工に関しては、拡径時には、浮き上がり防止処置として、
ウエイトをユニック等にて設置が必要になります。

〈通常の施工例〉   特殊なます設置実例
   
ますが塀や壁等で
覆われている場合
対策施工例

    <施工可能条件>
・施工機が挿入できる程度の開口(高さ55cm程度)
・上部に浮き上がり防止のサポーターが設置可能な箇所
    ます(深さ0.9m)補修施工後    

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